「セックスをする人は仕事満足度も高い」という調査結果
セックスをする人たちは、仕事の満足度も高く、またより幸福な結婚生活を送っている、という調査結果がある。
これは159組のカップルについて、2週間にわたり一日二回の調査を行ったもの。
調査対象者の多くが、セックスをした翌日の午前中にポジティブな効果を感じると回答した。
また夜のセックスが仕事満足度、ストレスの度合い、結婚生活の満足感と比例することも分かった。
セックスは社会的、感情的、身体的に私たちに良い効果を及ぼしてくれることが分かっている。
この調査研究を行ったオレゴン州立大学の専門家たちは、日常生活の中でもセックスの優先度を高め、意識的に時間を取るのが大事だとアドバイスしている。
セックスと幸福感との比例関係はすでに長い間にわたって研究され続けてきた。
セックスが不安感を和らげるという研究はすでに1958年に行われている。
その後も数々の研究が行われ、セックスがドーパミン、オキシトシン、オピオイドなど「いい気分になる」脳内物質の分泌を助けるという結果が発表されてきた。
また、セックスが幸せな結婚生活や、さらには長寿にまで役立つという研究結果も発表されている。
一方で、活発なセックスライフと仕事の満足度はあくまで相関関係であって、因果関係があるとはいえない。
つまり、セックスを多く楽しんでいる人はより幸せな生活を送っていると想定することはできるが、それ以上のことは何も断定できないのである。
彼らが仕事で満足しているのはセックスの回数が多いからなのか、それともその仕事に向いているから満足できるのか、ハッキリしたことは言えないということだ。
しかし、活発なセックスライフが私たちの生活全体に良い影響を与えることは事実なのだ。