スマホならぬ「スマートコンドーム」 ベッドでのパフォーマンスを記録できる新しいウェアラブル端末が登場
これはただのコンドームではない。
イギリスの企業が開発したこのコンドーム「i-Con」はスマートフォンならぬ「スマートコンドーム」。
男性のベッドでのパフォーマンスを評価し、また性感染症の発見も手伝ってくれるという。
いわゆるウェアラブル端末の一種で、男性器に装着し、ふつうのコンドームとして使いながら自分の動きを記録・確認できるすぐれものだ。
性交の時間の長さ、その間に消費したカロリー量、「出し入れ」の回数とスピード、太さなどを測定。
さらにはどの体位を行ったかを週単位、月単位、年単位で記録してくれるという。
またクラミジアや梅毒など、性感染症の発見にも一役買ってくれる。
記録内容のプライバシーを守るために匿名モードも設定できるが、もし希望するのであれば自分のデータを特定の友人や不特定多数の人とネット上でシェアすることもできるらしい。
このコンドームにはいわゆる「ナノチップ」とブルートゥース機能が搭載されており、記録したデータをスマホのアプリに送ることも可能。
価格は60ポンド(約8,400円)で、すでに9万人がこの製品を予約している。
以前、アメリカの企業が同じく男性器の活動を記録する端末「Lovely」を開発している。
こちらはコンドームではなくリングになっており、装着して性行為を行うもの。
やはりスピードやカロリー消費量などを記録し、その後のよりよいセックスのために活用するものだ。