「男性自身」が硬くならない・・・ほとんどの男性が抱える悩み その主な原因は?
「大丈夫、誰にでもあることだから・・・」と慰められることほど、ある意味男を落ち込ませるものはない。
しかしこれは実際に、誰にでもあることなのだ。
では、なぜ肝心な時に限って硬くなってくれないのだろうか?
<医薬品を摂取している>
健康や病気ために飲んでいる薬について、あらためてその副作用を確認してみるとよいだろう。
意外と私たちは薬に添付されているリーフレットを読まないことが多い。
とくに心臓疾患の薬や抗うつ剤などは、勃起不全の原因になる場合が多いと言われている。
<プレッシャー>
いわゆる「そのとき」になったらすぐに勃たせなくちゃいけない、という思い込みは、プレッシャーとなってしまう。
思い込みが強いほど、プレッシャーも大きく、そのせいで逆の結果、つまり硬くならないということになってしまうのだ。
<酒の飲みすぎ>
セックスのためにはリラックスするのが良い。
リラックスための適量のアルコールであれば、むしろ男性器の機能にも良い効果がある。
しかし酒を飲んでいるときは、その後にすることの期待の大きさのためか、つい酒量が多くなりがちだ。
酔えば頭も体も機能が衰えるのは誰もが知るところである。
それは男性器の場合も同じなのだ。
<AVの観すぎ?>
ポルノを観すぎると、実際に女性を相手にするときに硬くなりにくい、というのはよく言われることだ。
実はこれを証明した医学的なレポートはないらしい。
しかし、勃起不全は刺激に対する反応が鈍くなってしまうことから起こるもの。
そのため刺激を一時的に避けることで、刺激に対する感度を元に戻すことができる。
つまり、しばらくAVを観るのをやめてみると、相手の女性から受ける刺激を強く感じ取ることができ、男性機能も復活する可能性がある。
<人としては好き。でも性の対象としては?>
頭の中では、二人は完璧な関係。
笑いが絶えず、いつも二人で素敵な時間を過ごし、何でも話せる間柄。
それにもかかわらず、性的に相手に魅かれない、ということが残念ながらありうる。
残酷だが、可能性はあるのだ。
<健康面に不安あり>
勃起不全は、上記の通り精神面の問題が原因となる場合が多い。
しかし、体に原因がある場合もある。
勃起は男性器に血液が流れ込むことで発生する生理現象。
つまり血流に影響を与えるものは、勃起能力に影響を与えると考えられる。
血流に影響を与える症状としては、糖尿病や高コレステロールが多くみられるが、場合によっては歯茎の病気だけでも影響を与えることがある。
硬い状態が続きにくいようであれば、これらの症状を疑ったほうがいいだろう。
また過度なダイエットや喫煙も勃起不全の原因となる。
<もし硬くならなかったらどうする?>
挿入だけがセックスの究極の目的ではない。
硬くならないからといって、すぐにやめてしまう必要はないのだ。
多くの男性は挿入ができなくなると、相手をがっかりさせないように、別の方法でオルガズムに導こうと焦ってしまう。
一方女性は「大丈夫、誰にでもあることだから気にしないで」と親切に慰めようとして、かえって男性に敗北感を与えてしまうのだ。
こういう時は、いったん一休みするのがおススメだ。
お互いにマッサージをしたり、刺激的な前戯を試してみるのもいいだろう。
いつも通りの 雰囲気を維持して、特別なことをしなくてもいい。
また、ベッドだけがセックスをする場所ではない。
いろいろな場所で二人の親密な接触を試し、刺激を得られる新たな環境を発見してみるのもいいだろう。